初めてノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンを買った。

問わず語り

タイトルがすべてですが。

買いました、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

 

ずっとアクティブノイズキャンセリング機能付きAirPods Proの存在が気になっていたけれど、ちょっと高いなあ、失くしそうな気めちゃめちゃするしなあ、と逡巡していたところ、Ankerからウルトラノイズキャンセリング機能というかなりANCに近い精度のものが1万ちょっとの値段で出たと知り、レビューも上々そうだったので。

で、使って2週間ほどたった感想。

まずノイズキャンセリングについて。なにしろこれが初めてなので比較しようがないのだけど、かなりよい気がする。私には必要十分。「ノイズキャンセリングモード」と「外音取り込みモード」と「標準」が選択できるのだけど、例えば「標準」だと聞こえる外音が「ノイキャン」に切り替えた途端にふっと消えるので、おお!となってる。それも完全無音ではない絶妙な遠さ。ゆえに圧迫感もない。他にも「交通機関モード」というのもあり、バスで試したけどこれもいいような気がする。気がするだけかもしれないけれど。

ただ、完全な無音ではないのもあわせて今はちょうどよく感じるけれど、インドの騒音を考えると十分じゃないかもしれないからインドに住む時はおとなしくAirPods Proを買おうか、悩むところ。でも、これでもいいかも。いや、どうだろう。

アンタ、インド住む気なの? というのはおいておいて。

次に音質について。そこまで音質にこだわる方ではないけどよいにこしたことはない、というあたりにいる人からすると、これは予想通りというか、うん、まあ、という感じ。音楽聴くならもともと持っている有線イヤホンの方がいいような気もする。けれど許容範囲だし、カスタムで少しは調整できるのかも。低音好きなので、今はとりあえずプリセットの「ベースブースター」を選んでみてる。

ただ、語学学習などにはまったく問題なし。実際、これが届いてから再びポッドキャストを聞く時間が増えた。というか、実は、購入の当面の目的が語学あるいは聴く読書目的だったので。

「聴く読書」ではナレーターとの相性がだいじ。
引きこもり平気型フリーランスのわたくしが外に出る理由の主たるものは、近場ならカフェ、遠出するなら映画かごくたまに人とごは...

そして、意外なことに室外より、室内でめちゃめちゃ役立っている。室外にでる機会が多くないというのもあるけど、自宅内利用でのなにがいいかって、スマホを持ち歩かずにすむこと。私にとって最大のメリットはこれかもしれない。

まず、有線イヤホンをこうやってああやって一回通していやーんまだこんがらがってるうう~、というのを毎回繰り返すキミのような人間はさっさとワイヤレスに移行すべきだったのだよ、という点でもそうなのだけど、リスニングはしたくても、なにより有線だとポケットにスマホを入れていつも一緒♡状態なのが地味に悪影響で、それでなくても自分でもこの1年で危機感を覚えるほどスマホを触る時間が増えた気はしていて、寝る時に寝室に持ち込まない運動は継続してるものの、日中は常に一緒な感じになっており、手元にあるとつい意味もなく開いてしまうので、スマホは遠ざけておきたかった。それが、このイヤホンに変えて、リスニング中でも室内のフットワークが格段に軽くなった。有線のわずらわしさもないうえに、左右それぞれにタップを1回、2回、長押しなどで、音量の切り替えや一時停止を設定できるので、聞き流しをする分には本体に触らないですむ。スマホが目の届かないところにある、それだけで心理的に開放感がすごい。スマホ、本当やばいよね。というか、やばいのは私か。意志の強い人はいいのだろうけど、お恥ずかしい限りです。

自分の闇についてもおいといて。

デメリットについても少し書いておこうか。デメリットというほどではないささいなマイナス点だけど。

まず、台所で聴いていると、電子レンジを使った時に途切れがちになる。

次に、失敗したのは色選び。新色2色のうち、選んだピンクは、ピンクゴールドかと思ったらなんというかぼんやりした微妙なピンクだった。フォルムといい、ミニブタさんを彷彿とさせる・・・しかもなんか汚れやすそう・・・紺にしようと思ったのに直前で変えた私のばかばか。しょうがないのでせめてベイブと呼んで愛着持つことにする。

最後。音楽を聴いている最中に、ものすごく冷静な女性の声で”Battery is low”と急に割り込んでくるのはやめてほしい。珍しく歌でもうたっちゃおうかな、とアマプラミュージックで歌詞を見ながら気分良く熱唱している時などはとりわけやめていただきたい。あ、はい、とシュンとなってしまうので。

こまめに充電しなさいと。了解しました。

とほ