インド最大のお祭りの1つ、光の祭典ディワリ/Diwali(サンスクリット語ではディパバリ/Deepavali)。
2019年インド旅の写真は、ロケ地巡り記事の更新が終わったあとに一気に挙げる予定なのですが、黄金寺院に関する記事が続いたので、この流れでアムリトサルで参加したディワリの写真もアップしてしまうことにしました。
この時期にインドを旅すると決めた時に、ディワリをどこで過ごそうというのは1つの検討事項だったのですが、旅程に組み込みやすかったというのもあったし、一度はここで体験したかったというのもあり、すんなりアムリトサルの黄金寺院に決まりました。
花火は7時からはじまりました。
最初に花火、次に爆竹タイム、そのうち人々がろうそくを灯しはじめ、しばらくしてタイのコムローイ祭りのように灯篭がひとつ、ふたつあげられていき。黄金寺院を中央にアムリタ・サラス(不死の池)をぐるりと取り囲む大勢の人。そのまわりを歩き続ける人。
ディワリのシーズンのアムリトサルは暑くもなく寒くもなく。私も花火を見終わったあとは適当なところに腰をおろし、人の波が満ちたり引いたりするのを長い間ただぼんやり眺めていました。
人工池に沿ってろうそくが一斉に灯されるその光の渦が黄金寺院でのディワリの一番の見どころであったと思うのですが、気候のよさ、流れる聖歌、人いきれ、さまざまな要素が合わさって、半ばトランス状態になっていたのでしょう、はーきもちえーーー….と、気づいた時にはろうそくはだいぶ燃えさしとなっており。
私も灯したかったなあ。くすん。まあトランス気持ちよかったからしょうがない(危)。しかも、池の周りの一巡したあとは定位置に座り、再びひたすらぼんやりしていました。
一晩を寺院内で過ごすつもりで来ている人も多いようで、夜がふけると毛布にくるまり回廊に横になる人が増えていきました。人々とセルフィしたり、すぐ近くでサリー姿のまま横たわっている女の子たちと時折目配せしたりしながら、私も最初は一晩いるつもりだったんですけど、おフトゥンで寝たくなったので12時を回った頃に帰宅。
爆竹は、宿に帰ってからも街中でずっと続いていました。宿の屋根の上かすぐ間近で破裂するから、寝られるかーい、と思っていましたが気づいたらスマホ片手に寝落ちしてました。そんなディワリの夜でございました。