インドとウェス・アンダーソン。『ダージリン急行』雑談と補足

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ロケ地-インド

 

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『ダージリン急行』、好きです。

ウェス・アンダーソン監督、好きです。

全作品コンプリしてる程度には。

コンプリといっても10作品ですけどこれはだめだった、というのがなく。

ただ最近はちょっと・・・『ムーンライズ・キングダム』『グランドブタペストホテル』とここ数年立て続けにヒットしてすっかり日本でも定着というかむしろ押せ押せ?の中好きだと云いづらくなった・・・なんていうのは好きな映画は何と聞かれて『ショーシャンクの空に』と答えてしまうことに軽いためらいを覚えるのと同レベルのただの自意識過剰だと思いますので言います今一度堂々と言います。

 

好きだ!ウェス・アンダーソン!
あのばかばかしすぎる間が好きだ!

 

 

ほんと、あのマは秀逸だと思います。

それを作り出しているのは俳優さんとの相互作用もあるのは言わずもがな、なのでタッグ組んでる俳優さんも軒並み好きです。常連さんもご新規さんも。

別の映画ではぴんとこなかった俳優さんでもW・A映画に出演すると好きになったりするし、J・シュワルツマンなんてもはや出ていないと落ち着かないレベル。

あのすっとぼけたマを、大まじめに、コツコツと、構築しつづけ、維持しつづけているなんて、それだけでもう本当にどうかしてると思います。

ばかばかしい、とか、あほらしい、は、時に私にとって最大級の賛辞なわけですけど、つい最近も過去の記事でその最大級の賛辞をインドに送ったばかりですけど(ここ)、

なので、ばかばかしすぎるインドとどうかしてるウェス・アンダーソンの相性が悪いわけがないと、かように思うしだいであります。

 

いやほんと。

『ダージリン急行』も、インド、旅、というあたりを絶妙にうずうずさせるロケ地巡り押し映画だと思う。

今回の旅ではジョードプルしか行けなかったですけど、行く前&今回の記事を書くにあたって調べたラジャスターン地方の他の撮影場所を、うずうずしちゃったのは私だけではないはずという確信/妄想とともに、下に羅列しておきます。

 

・ジョードプル鉄道駅
冒頭、次男が発車したダージリン急行に飛び乗るシーン。
ビル・マーレイの使い方、ぜいたくすぎ。
参照元:IMDb
 ・ウダイプル空港
三兄弟が帰国するのをやめ、母親のもとに向かう決意をするシーン
参照元:IMDb
 ・Dhalena駅(ジョードプル-ジャイサルメール間にある鉄道駅)
三兄弟が下ろされた駅
参照元:そのシーン&地図で所在地確認
 ・オシアン(Osian)という村(タール砂漠のどこか)
列車が迷子?になった砂漠のシーン:
参照元:Youtube
 ・ウダイプル、Jaisamand LakeのRuthi Rani’s Palace
母親の僧院。ダージリン(ヒマラヤ)という設定。
参照元:udaipurshaktiworks.com

 ※参考にされる場合、私の推測&参照元の信ぴょう性については各自でご判断願います

 

P.S.
ジョードプル駅は利用していたんですけど、到着後、オートリキシャのお兄ちゃんとの交渉に夢中で頭からすこんと抜けておりました。本編のメインキャラクターではない人がこれから始まる映画の雰囲気を匂わすという、考えたらすごい印象的なシーンだったのに。考えたらここでもっていかれたシーンなのに。もったいなかった、バトルしてる場合じゃなかった。

 

http://thefilmtemple.blogspot.jp/2014/07/wes-anderson-roundtable-5-darjeeling.html

ビル・マーレイ、ゴーストバスターズあたりの頃には、こんなおいしい立ち位置の俳優さんになるなんて思いませんでした。

 

 

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