たまごかけごはんと味変

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問わず語り

 

キャンプ話、あと1~2話続く予定ですが、今日は箸休め的にごはんの話など。たった今食べ終わったばかりの。

異邦人であるという旅先での感覚。
3日目の朝。夜明け前に起きて、すぐ近くにある温泉に向かう。キャンプ場に来る時に途中のバス停から車に乗せてくれた地元の...

といいますのも、前回の記事に使った写真がセルフサブリミナル効果(造語)をもたらしたといいますか、卵かけご飯のことが頭から離れなくなりまして。

おりしも先週、実家から新米が送られてきたこともあり、ここはちょいと良いたまごを買ってきて、忙しい時にかきこむ扱いではなくだいじに押ししいただくTKGの宴を開催しようではないか、と相成りました。

まあ、宴いうても、買ってきたお漬物や海苔を周りに並べただけなんですが。だし、だいじに押しいただくいうても、TKGの醍醐味は「熱々のうちにかっこむべし!」ですから(そうなの?)、お醤油をたらして混ぜ混ぜしてから食べ終わるまで、あっというまでございました。

しかし。おいしかった〜!とお箸を置きますと、無傷のまま置き去りにされた漬物たちが、え?という顔をして呆然としておりましたものですから、わたくし、申し訳ない気持ちになりまして、第二ラウンド行くことにいたしました。

割ってみると、正直第二ラウンド目のたまごの方が黄身がぷくりとしてとってもおいしそうで、またしても写真を載せずにはおれませなんだ。初回ラウンドの卵がついた器で見苦しくてすみません。

ところでわたくし、実をいえば、普段のTKGの食べ方は、お醤油をたらしただけの正規の食べ方ではござんせんで、どういうものかと申しますと、キムチを混ぜるのでございます。そこに市販のだしを加え、しかも、しかも、その上にマヨネーズをかけるのでございます。嗚呼、なんという邪道。お恥ずかしい。しかし、同時になんと魅惑的な味変だろうか、とうっとりする己もいるのでございます。

味に限らずキャラも変化しているのではないかという空耳はスルーするとして、というわけで、第二ラウンドはお恥ずかしながらいつもの食べ方をしまして、これもあっというまにたいらげてしまいました。

しかし、おいしかった〜!と満足してお箸を置きますと、またも、え……?という顔の大根ときゅうりの妖精たちが目に入ってしまい、しかし、たまごかけご飯って時々すごく食べたくなるけど、そう何杯も食べられないですし、恨めしそうな彼らが不憫で、お茶漬けにするか、となんとか検討を試みたのですけれど、姐さん三杯目はもう無理っす、と胃が脳の司令塔に飛脚を送ってよこしたため、残った海苔だけ口に入れ、黄色と茶色の妖精たちは、目をそらしながらラップをして冷蔵庫にそっとしまいました。

以上が、本日のわがやの宴でございました。

みなさんはどんなTKG味変をお好みですか?

とほ

 

p.s
ちなみに、同じく温泉で見かけたいちじくも頭から離れず、帰ってからわざわざいちじくだけを追い求めてスーパーに行くなどしました。ここ最近、特定の食べ物を猛烈に食べたくなる現象が立て続けにおきているようです。なんでしょう、食欲の秋だからでしょうか。