手に入る食材でインド自炊生活スタート。

※当ページには広告が含まれています※
※当記事には広告が含まれています※
インド日記

12月某日
アイシュワリヤというすてきな名前のスーパーマーケットで野菜、卵、豆乳などを購入。ニンニク1個3.95ルピー(Rs)、きゅうり1本12.25Rs、 小ぶりのにがうり2個16.00Rs、トマト4個10.26Rs、球状のナス5個19.72Rs、マッシュルーム1パック50Rs、卵6個65Rsなど。

ここ数日巡ったスーパー数件のうち、一番利用しやすい。野菜は種類豊富めで綺麗め。ホールセールのお店をみつけられたらきっともっと安く買えるだろうけど、必要なものがひととおりそろっていて一片に済ませられるのはラクだ。エアビーからも近い。

店の前で売られていたエッグチキンロール65Rsを買った。屋台で売り子の青年はヒンディ語圏の人、多分。それにしても屋台のおにいさんたちってどうしてああも手際がいいんだろう。インドでは本当いたるところに「今日ヤバイ奴に会った」の屋台がある。

ちなみに隣で売られていたモモにも惹かれたけど、買わなかった。好きなんだけど、今まで屋台で買ったモモで激しい食中毒にあった人を何人かみてきているので、なかなか手を出す勇気が出ない。

帰って食べたエッグチキンロールはまだ熱々で、シンプルにおいしかった。また買おう。

 

翌朝。買ってきた材料を使って、キッチンで朝食を作る。朝食は甘いものを少しでいいときと、塩味を欲するときがある。今日は塩味の方。というわけで、ベサン粉にスライスチーズを入れた甘くないパンケーキを作ることにする。ベサン粉がパンケーキに適しているかはともかく、粉類はそれしか買ってないから。

ベサン粉(ひよこ豆の粉、ベイスン粉とも)はインドのてんぷら、パコラの衣に使われる材料。日本では、インド食材のお店アンビカさんで初めて購入してから、すっかりお気に入りの粉になって便利に使っていた。ラドゥを作ったり、実験的にファラフェルを作ってみたりもしたけれど、なにも加えなくてもほんのり味があるので、シンプルに野菜類をあげて軽く塩をふったりしょうゆ足らして食べるのが好きだった。一番はまっていたのはエノキ揚げ。

ああ食べたくなってきた。インドにもエノキがあるといいのに。でも多分ない。ある気がしない。こっちで普通に手に入るきのこ類はマッシュルームだけなようだ。どうなのかな、他の種類はあるのか。今からマッシュルームを使いまわしそうな予感がしている。

ともかくもベサン粉パンケーキ。豆乳でゆるくといた粉をギーで揚げ焼きし、スライスチーズをぽんとおいただけ。写真の見た目はあれだけど、私が満足する味だったのでよし。塩味欲し系朝食の時はこれでいいじゃない、と思った。もう他の粉は買わなくていいな。

…と思いかけたけど、いや、どうだろう。インドは米類、粉類が豊富だ。それも、ここ南インドはより豊富っぽい。スーパーで並べられた棚を見るだけでうきうきする。試したがりの私が手を出さないでいられるとは思えない。ただ、今回は生活しにきたといっても1~2ヶ月で移動する生活だし、完全に自由に使える台所があるわけじゃない。食材を持ちすぎたくないし、毎回移動前には使いきりたい。なので使うとしても厳選して、ということになるだろう。

もう少し何か食べたい気がしたので、ヨーグルトにジャガリーで甘みを加えてたべた。ヨーグルト用にはハチミツを買おうと思っていたけれど、これでも十分そうだ。ジャガリーの原料はサトウキビ。砂糖や黒糖と同じだけれど、でも黒糖とはまた少し違うんだそう。アーユルヴェーダでも使用する糖らしい。どう違うのかはまた今度調べる。といって放置しているものがやまほどある私。

今後、自炊で食べるものはエアビー粗食日記とでも題していこうかしら。あるもので作る系になるし、どっちみちもともとそうだし。

 

追記:ハチミツは後日、オーガニックワールドというところでバンガロール産のものを購入。小売店でもたいていおいてあるし、スーパーにも各種あって手に入れやすいようだ。

 

ラドゥ実験。byベサン粉探検隊
どうも、最近なにかにつけ探検しているとほです。 というわけで、アンビカショップで買った食材をあれこれ試している...
蔵前でインド食材探検。
ホテルおこもりレポートのおまけ。昨日の清澄白河についで、今日は蔵前編。 浅草では、三日目の夕方、息抜き散歩と称して...