『星の旅人たち』のサンティアゴ巡礼路ロケ地まとめ。

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サンティアゴ巡礼

 

フリーランスの特権といいますかやばみといいますか、暑さにかこつけて絶賛引きこもり生活中のトホですこんにちは。

まー外に出ない。一週間なんて余裕で出ない。人と会う予定がなければ2週間はいけるんじゃないかな。ってそれ自慢することじゃないから。

ほんの2ヶ月前は、日中はほぼ外にいて、1日平均25kmをせっせと歩いていたのですけどね。なんという違い。

ええと。

サンティアゴ巡礼とその後の旅について、落ち穂拾い更新をするつもりです(鼻息)、という何度かの申告が虚言にならないうちにやります。やるといったらやります。

というわけでまずは『星の旅人たち』。

カミーノ中に自分の目とカメラで押さえたロケ地をまとめてみました。

この映画の巡礼出発地は、「フランス人の道」の起点であるサン・ジャン・ピエ・ド・ポー。

ロケ地紹介もそこからになります。

出発前に書いたあらすじ&感想はこちら↓
カミーノ映画『星の旅人たち』と『サン・ジャックへの道』について

サンティアゴ巡礼路の説明はこちら↓
カミーノ・デ・サンティアゴとは

もっと詳しい説明はこちら↓
日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会 サンティアゴ巡礼とは

 

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シーン1:トム、パリから到着。セバスチャン警部に迎えられる。

場所:サン・ジャン・ピエ・ド・ポー/Saint-Jean-Pied-de-Port(フランス)鉄道駅


メモ:わたしもトムのようにパリから電車でサンジャン入りするつもりがなぜかバイヨンヌでバスに乗り換えになり、バスでこの駅の前に到着しました。私が行った時期はバイヨンヌ⇔サンジャン区間は運行停止されていた模様。今は開通しているのかなあ。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 0日目

 

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シーン2:トム、警部に送り出されて巡礼スタート。

場所:サン・ジャン・ピエ・ド・ポー/Saint-Jean-Pied-de-Port
ノートルダム門&橋





メモ:実際の巡礼ルートでは、シタデル通りを下って鐘楼のあるノートルダム門をくぐりそのまままっすぐノートルダム橋を渡って進むのですが、なぜ彼らは左のニーヴ川沿いに曲がったのであろうか・・・。トムが道を間違えるシーンは映画の中でも何度か出てきますが、この時も、進みだしたトム、警部から、そっちやないで、と指摘されます。がそもそも左に曲がった時点できみらまちごうてるから(トホさん、これ映画映画)。

 

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シーン3:トム、キリストを抱いたマリア像の前を通り過ぎる。

場所:ピレネー山脈/Les Pyrenees/Los Pirineos(フランス側)


メモ:トムは像を左手にしてそのすぐ前を通りすぎていきますが、これも実際の巡礼ルートからは少しはずれた位置にあり、前は通りません。私が歩いた日はほんの数メートル先も見えない濃い霧の日だったため、探すのに苦労しました。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 1日目

 

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シーン4:トム、夜遅くにスペイン最初の宿に到着。オランダ人ヨストに再会。

場所:ロンセスバージェス/Roncesvalles(スペイン)




メモ:La Posadaは、映画の中ではアルベルゲでしたが実際はレストラン。わたしはここで初ペレグリーノメニューのディナーを食べました。泊まったのはこの近くの大型アルベルゲで、ここでのディナーもそのアルベルゲで予約しました。

あと、4枚目の写真の「サンティアゴ・デ・コンポステーラまであと790km」の標識は映画でも出てきますが、カミーノ中はこの距離の表示に悩まされました。だって事前の調べではサンジャンからサンティアゴまでは780だか800km、そのつもりで27km歩いてきたロンセスバージェスであと790kmってどういうこと、と。でも多分これは車道での距離なんですね。
徒歩の距離にしても、各地の看板、各ガイドブック、カミーノ教会がくれた距離の目安の紙、すべて微妙に距離が違っていて、最初はとまどいましたが、これも距離を計算する起点がそれぞれ違うと思われ。サンジャンからサンティアゴまでの総距離数も780km説と800km説かいまだにどっち?と思ってますが、私が会ったペレグリーノたちは(ほぼ)800kmを採用している人が多かった。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 1日目
星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 2日目

 

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シーン5:トム、カフェで休憩。

場所:オリッソン/Orisson(フランス)

メモ:トムが休憩していたカフェ。映画の中では、ロンセスバージェス(スペイン)のあと、第二のカミーノ仲間サラと出会ったアルベルゲからパンプローナまでの道のりのどこかにある設定。でも現場はそのずっと手前、サンジャンを出発して8キロ先、ピレネー山脈に入る手前(聖母マリア像の岩場よりも前)にあるフランス側のオリッソンのアルベルゲ兼カフェ。帰国後場所確認のために再鑑賞していて見つけた場所の1つ。映画の中ではとくにエピソードがあった場所ではなく、風景的に流れていったシーンの1つなんですが、自力でロケ地みつけたえへ♪を自慢したいためだけにピックアップしました。写真は、霧っているし、映画の中で出てくる角度とは逆方向ですが。

ちなみに中はこんな感じ。私のカミーノでも、歩いている途中でカフェで休憩を取るのは大きな楽しみの1つでした。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 1日目

 

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シーン6:トム、ヨストに再会。ピンチョスかタパスか問答。

場所:パンプローナ/Pamplona(以降ずっとスペイン)
城門、レストランMeson del Caballo Blanco、パンプローナ市庁舎




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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 3日目

 

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シーン7:トムたち、サラと再会。3人歩きへ。

場所:サリキエギ/Zariquiegui


メモ:ペルドン峠に向かう勾配の前にあるカフェやアルベルゲがある休憩地点。町に入り、角を曲がった瞬間に、サラが座っていた場所(2枚めの写真の手前)を目が捉えました。サラがヨストに、オランダ人ならあれ持ってるでしょあれ、と催促、そんなサラにトムが憎まれ口をたたき、ヨストがあれ?ふたり知り合い?となる場面。ロケ地は、あらかじめ調べていかないと通り過ぎて悔しい思いもするので下調べもやはり必要ではあるんだけど、適度に調べすぎないでいって、現地で目で発見できると一段とテンションがあがる面もあるのだよなあ。
あと、この先の売店で買って食べたミニバゲット風のシンプルなパン、おいしかった。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 4日目

 

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シーン8:「風と星の道が交差する場所」。

場所:ペルドン峠/Alto del Perdón




メモ:カミーノ中は、とくにこのあたりはずっと、風力発電機が近くに遠くにある風景の中をすすむのですが、ここが最も風力発電に近い場所。ぶおん、ぶおん、という音が印象に残っています。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 4日目

残念メモ:このあとのどこかで第四の仲間、作家のジャックに出会う干し草地帯、見つけたかったのだけど見つけられませんでした。牧草地では下の写真のようにところどころで干し草が積まれた場所をみかけたけど、多分とくになんてことない場所だったんだろうな。

 

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シーン9:アルベルゲの主人、ちょっとへんじゃね?

場所:トレス・デル・リオ/Torres del Rio


メモ:トレス・デル・リオで唯一のアルベルゲ”Casa Santa Barbara”に泊まろうとしたら、ホスピタレロが変だったので逃げ出す4人。このホスピタレロは、実在の人物がモデルだそう。映画の中ではアルベルゲは一件だけで、それゆえに4人は野宿となるわけですが、実際の(現在の)トレス・デル・リオには数件アルベルゲがあります。とはいえ、とても小さな町で、商店も食堂も少なく、1つ手前の町Sansolで泊まる人も多いようでした。でもその分ゆっくりできたし、仲良くなった人と同じアルベルゲだったり再会もあったりして、私は印象に残る好きな町の1つ。映画で使われたアルベルゲの場所は、散歩していて自力で見つけました。坂道をずっと上がっていってCalle Mayorのあたり。実際のCasa Santa Barbaraだったかは不明ですが、売り家の看板が出ていました。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 6日目

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シーン10:トム、酔っ払って警察に捕まる。

場所:ログローニョ/Logroño

メモ:トムが、酔いも手伝って、ジャックの長い話にきれてあばれ警察に捕まった翌日、釈放されて出てきたところを待っていたジャックに気まずそうに釈放金を払ってくれたお礼をいう場面。カテドラルの近く、らしい。ですが、ログローニョでは、寒い&雨&足痛い&バルで酔っ払ったの四重苦により探索をあきらめたため、現場おさえてません。上の写真は、ログローニョいったよ?が言いたいだけのお茶にごし写真です。
ちなみに、ジャックの長話現場はカミーノ道中ではない場所で撮影されたよう(Source:Caminofacil)。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 7日目

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シーン11:トム、バックパックを盗まれる。

場所:ブルゴス/Burgos、
サンタ・マリア門、レストランRincon de Espana他




メモ:4人、サンタ・マリア門(Arco de Santa Maria)をくぐって大聖堂のあるRey San Fernando広場へ。その大聖堂を正面にして左手にあるカフェでおおぜいのペレグリーノたちに再会し店の中で談笑していたら、表に置いていたトムのバックパックをジプシーの少年に盗まれ、追いかける。という場面。そのカフェとして使われたのがレストランRincon de Espana。

4人は少年を追いかけてジプシーの住む集合住宅に行き着くのだけど、そのチェイスの間にうつる場所の1つは、大聖堂の裏、わたしの止まった公営アルベルゲの前の通りでした。ジプシーの家探しもしたかったのだけど、ここも寒さで早々にあきらめました。そういうの多いねキミ。

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星の旅人たちと行くサン・ジャックへの道 12日目

 

画像が多いので2つにわけます。続く。

続きはこちら↓
『星の旅人たち』のサンティアゴ巡礼路ロケ地まとめ(続き)

巡るにあたり参考にさせていただいたサイト:Caminofacil